【今週のお題】思い出の先生~文章の読み方を教えてくれた国語の先生
私にとっての思い出の先生は
高校時代の現代文の先生です
現代文って
何を勉強したらいいか分からない
授業もただ聞いてるだけっていうの
多くなかったですか?
(娘の話を聞いていると
最近はグループワークや発表があったりして
だいぶ昔とは違いますが…)
私も高校1年までは
何となく文章を読んで
テスト前だけ勉強して…が定番で
国語の勉強の仕方を分かっていませんでした
ところが高校2年生のときに出会った
現代文の先生は公立高校を退職してきた
おじいさん先生でしたが
すごくピリッとして怖いんです
最初の授業で教室に入ってきて開口一番
「辞書は持ってきてないんですか?」って💦
慌ててロッカーに走ったのを覚えています
口調や態度が美川憲一さんふうで
ちょっと口の端を曲げて
皮肉っぽくしゃべるんです笑
でも その教え方は本当にすばらしくて
教科書で扱った最初の題材が
宮本輝さんの「蜥蜴」だったんですが
本文を最後まで読ませて
「これは何についての話?」って
いきなり質問されたんです
誰かが「蜥蜴について…?」って答えたら
「どんな蜥蜴?」
「○○な蜥蜴です」
「それから?」
「○○になった蜥蜴」
「あとは?もうないんですか?」
「えっと…」ってな具合で
要するに何について書かれた話か
作者はそれについてどう思っているかを
自分たちの言葉でどこまでも具体的に
答えさせる授業だったんです
私にはそれがすごく目から鱗で
文章を読むということは
筆者の考えを自分の言葉で説明することなんだと
初めて知ったのでした
※『蜥蜴』はこの中の一遍です
先生は本文中の一文について
「どういうことか説明しなさい」という
宿題も毎回出していて
ノートを持っていくと
丁寧に添削してくれました
癖の強い性格から先生を嫌う人もいましたが
私はその先生がすごく好きで
毎日添削を持っていって指導を受けていました
そして「答えは合っているけど
君は語彙力に乏しい。
本をたくさん読みなさい」と
おっしゃってくださり
おススメの本をたくさん紹介してくれました
その時の読書体験は後々私にとって
大きな財産になったと思っています
担任ではありませんでしたが
進路指導でもお世話になり
教育実習で高校に戻った時にも
覚えていてくださって
とてもうれしかったのを覚えています
連絡先聞いておけばよかったな~
あの時点でご高齢だったから
もうとっくに教師は
引退しているでしょうが
私にとって大事な先生の一人なのでした

お世話になった先生方にもちゃんとお礼を言いたいですね
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